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2024年5月例会(2024年度第2回)を開催いたします。

話題提供者:岡村麻子 先生
講演演題:『個々人の多様な価値観に基づく「ありたい」未来像の共創』


日時:令和 6 年 5 月 11 日(土)午後 3:30~5:00 ZOOM

お申し込みいただいた方に詳細をお送りいたします。
参加申込み:5月7日(火)までにこちらのフォームからお申込みください。

JWSE 特集 2 号が発刊されました!

2015年にJWSE 特集 1号を発刊してから7年。今回の執筆者は 合計24 名(うち公募投稿1名)にものぼり、多くの記事がJ-STAGEで公開されております。

女性エンジニア活躍への期待と現状と活躍推進、そして、未来社会の創造に向けてと多様な観点からの論文が集まりました。

今回は、これまで女性エンジニアが見かけられない鉄や非鉄金属鉱業における推進の取り組みを得ることが出来ました。また、最新の内閣府 e-CSTI データ基盤活用した IT 人材と女性の興味深い示唆、海外の事例、SDGs など学ぶべき多くのことがあります。


この発刊にあたって、執筆者の皆々様、編集委員会及び委員各位のご協力とご尽力に感謝申し上げます。


吉祥 瑞枝   女性エンジニア活生分科会 主査


研究 技術 計画 Vol.37 No.2 目次

【巻頭言】

・『社会経済システムセリングの弱さと強さ』(菊池純一)

【特集論文】女性エンジニア活躍の進捗と未来

・『JWSE(女性エンジニア活生分科会)特集2号によせて』

 ~Engineering the Future~(吉祥瑞枝)


[A. 女性エンジニア活躍への期待]

・『科学技術基本法制定から四半世紀』

 1.科学技術基本法の制定と第一期科学技術基本計画策定のころの思い出 (武田康嗣)

 2.第六期科学技術イノベーション基本計画の残された課題 (武田康嗣)

・『これからの理工系職場が待望する女性リーダー』(杉田 清)

・『産業界における人材ニーズと大学における人材供給の関係の見える化の試み』

 ―内閣府e-CSTI データ基盤を活用したIT 人材についての分析―(宮本岩男)

・『コロナ禍後の働き方と女性エンジニア』(鳥井弘之)

・『女性エンジニア活性化に向けて』(内海房子)

・『JWSE への期待』(永野 博)


[B. 女性エンジニア活躍の現状]

・『JWSE 顧問に就任して:語られなかった女性エンジニアたち』(鈴木真二)

・『女性技術者の活躍に向けて』(山本 誠)

・『海外における女性エンジニアの活躍と活性化への取り組み』(岡 孝則)

・『女性研究者・技術者のインポスター現象』(藤本哲史)

・『研究従事者の女性比率の分析』(平田暁子)


[C. 女性エンジニア活躍の推進]

・『鉄鋼業における女性活躍に向けた取り組み』(後 真理子)

・『女性エンジニアの少ない組織における女性活躍と意識改革の進捗』(矢野三保子)

・『耐火物と女性技術者』(吉井洋子)

・『北海道大学における女性研究者の育成支援の取組』

 ~シャドウイング研修支援の事例~(長堀紀子)


[D. 未来社会の創造に向けて]

・『国際経験で学んだこと』(中村道治)

・『英国学術界における最近のEDI(Equality, Diversity and Inclusion)の取り組み』(小林直人)

・『女性の包摂性による資源の最適化とは?』

 ~No One Left Behind 誰も置き去りにしない~(林 裕子)

・『貿易のデジタルトランスフォーメーションは未来に何を見つめているのか』(岡野真由美)

・『大学院における「未来創造思考」教育の実践』(田辺孝二)


【不定期連載】

・『DX 時代におけるイノベーションのマネジメント』(リウ・レベッカ)

JWSEは2020年より感染者予防対策として、例会のオンライン化を進めてまいりました。今年はさらなるデジタルへの取り組みとして、特集号のWEB発刊を目指しております。

オンライン化の取り組みの一つをご紹介します。2020年12月の例会は、宮本 岩男先生 (内閣府政策統括官 (科学技術・イノベーション担当)付参事官)をお迎えし『女性活躍にかかるガラスの天井の見える化の試み』というテーマで開催しました。
感染者予防対策に配慮して少人数制とし、同時配信したZOOMで80名ほどの方にご参加いただきました。
会場:政策研究大学院大学
講師:宮本 岩男先生

⭐︎当日の講義資料はこちらからPDFをダウンロードいただけます ↓↓↓


⭐︎当日の講義の動画はこちらからご覧いただけます ↓↓↓


当日の講義での重要な3つのポイント:
・女性活躍促進が必要となっている理由は何か?
・女性活躍を拒む「ガラスの天井」or 「壊れたはしご」の正体は何か?
・女性活躍を促進する上で、何をどのように変えていく必要があるか?

これらを踏まえて、性別の違いによる仕事のやりがいや処遇などのデータを『e-CSTI』という手法を用いて見い出すという、大変興味深いエビデンスシステムの活用例をご紹介いただきました。

*e-CSTIについての詳細はこちら↓↓↓


⭐︎講義の詳しいご報告はこちらからご覧ください ↓↓↓